『年をとること』や『死ぬこと』をしっかり考えて生きていかないと、人間はうまく生きていけない。
「年をとると、ぼくたちの体はどうなるの?」
子どもたちの疑問に、科学的に、でも、わかりやすく教えてくれます。
まずは、赤ん坊の前は、なんだったのか?から始まり、細胞の話まで。
『細胞の中に、それぞれのからだを作るための設計図と時間をもっている。』
という表現が、頭に残りました。
生きているから、死ぬことを考えることができる。
死ぬことについて考えることで、『死』に向き合い、けっきょくそれは『生』に向き合うことになる。
身近な人の『死』にあまり接する機会のない現代ですが、こんな形で『死』を知ることができれば、改めて生きることの大切さを、考えることができると思います。