他の動物になんといわれようと、自分のしたいことを嬉しそうに実行するめうしのジャスミン。誰にも迷惑をかけず、自信をもってその行動をとっている様子を見ると、まわりの動物たちも変化していきます。
何度も繰り返される、優雅に、自分の好きなようにふるまうジャスミンを批判する動物たちの声が、なんともイヤな感じで、滑稽で、その行為がどんなにばからしいかが伝わってきます。あ〜、こんな風に常に周りと違うというだけで何かを批判するような人にはなりたくないなと、心底思いました。ストレートに大切なことを教えてくれる絵本でした。