絵本の中のワニですぐ浮かぶのは、ワニのライル。
ライルはラブリーなワニですが、このワニのアリはどうかというと、ちょっとプライドが高いのかな。歯医者を怖がっているのを知られたくないのです。
バスに乗ってアリが歯医者に向かうのが驚きでした。
歯医者とは逆のバスに乗ってしまうけれど、歯医者の父を持つぼうやと会うというのが巡り合わせの妙というのかおもしろかったです。
このぼうやの献身的な優しさがいいですね。
ママが子ども部屋にいるワニに気付かないというのは、子どもだけで寝る海外ならではだと思いました。
絵はシンプルですが、ユーモラスだと思います。