くものすおやぶんとぴょんきちが町の見回りをしていると
つくつくじのおしょうから相談ごと。
どうも仏さまを盗もうとしている賊がいる様子。
はたしてその正体とは・・・?!
1作目で家族で夢中になったくものすおやぶん。
十手をもっている親分の表紙、蓮の花が描かれた
見返しのこのセンス…秀逸です。
今回はぴょんきちが活躍?!
作戦の中でできあがったぴょんきちの姿は読んでいる者も
「おぉー!」と感心するほど。
虫の姿の仏様も細かいところまで描かれていて迫力があります。
独特な世界観や時代劇の語り口にあっというまに
本の世界に引き込まれますね。
息子もぴょんきちが動き出すシーンが好きで、
ケラケラ笑いながらリピートをせがみます。
ドキドキの展開の後は人情味あふれるラストへ。
しめの一言も水戸黄門のナレーションのようで、
最後まで見どころいっぱいです。
家族そろって次の作品も期待しています!