この秋の読書週間に、学校で「不思議なことや自然科学の研究」などを取り扱った絵本をテーマに子ども達に紹介しようと思って探してきました。
今まで、何冊か柳生さんの「不思議なこと」をテーマにした絵本を読んできましたが、この絵本もまた、ずいぶん勉強になりました。
そして、面白かったです。
柳生さんの絵本で、素晴らしいと思うのは、すごく身近で日常的な活動の中で目につく不思議についてきちんと調べて、それを面白おかしく絵本にまとめられているというところです。
今回の「おしっこ」もかなりいろいろ調べられらようで、ご自身のおしっこをなめてみたりもしたそうです。
「おしっこ」の衛生的な面については本書の中で、柳生さんが詳しく語ってくれています。
なにせ研究絵本のため、説明文で字がとても多く、それだけで引いてしまうお子さんもいるかもしれませんが、
読みだすと、その研究の面白さにハマって、ぐんぐん読み進んでしまえる絵本です。
小学校中学年以上のお子さんでしたら、楽しく読めるのではないでしょうか?