こどもの日を間じかに控えて、読むに相応しい作品と思って読んでみました。
物語は、トラの三兄弟がこいのぼりの歌を替え歌で歌うと、こいのぼりがその通りに変身していくというもの。
雲より高くなったり、家より大きくなったり、へびより長くなったりと、結構楽しめる展開です。
ただ、後半になると余りに飛躍しすぎて、ついていけない感がありました。
好みが分かれてしまうところだと思いますが、発想がとても良かっただけに残念な気がします。
トラというより、笑った姿は、NHK教育TVのにゃんちゅうという趣で、親しみの持てるキャラクターだと思います。