とても絵が印象的な絵本です。
ロベルトの作った紙ネズミが巨大な影になって、アーチーのネコを助けるところも光源は何だろうと思いながら不思議さに見入ってしまいました。
アパートで生活する人々が夜を迎えます。
ロベルトも眠りにつくのですが、なかなか眠れません。
話にするとさりげない展開なのですが、色を変える夜空のマーブル模様にとても意味深いものを感じました。
アパートの住民たちが就眠する前の生活感と、それぞれの夢の世界の色が窓に映し出されます。
そして、夢の世界は様々な色のマーブル模様。
キーツはこのマーブル模様の色彩にどんな思いを込めたのでしょうか。