私が幼稚園に通っていた頃、園から配られたこどものともの一冊でした。
あらいぐまの家から、あらゆるものを盗み出したねずみたち。
でも、返してしまうと、ねずみたちは生活できません。
そこであらいぐまが考えたことは…?
このねずみの家の絵!
いいなあ…こんなにたくさん部屋があって。
おまけに滑り台があるんだもの…
子供たちは、みなこの絵にうっとりとするのではないでしょうか?
うちの息子もそう。なかなかページをめくらせてもらえません。
「ここ病院だよ」「ご飯食べてるよ」「ぐりとぐら、読んでるよ」
夢中で話す息子。でもね。
母は、そんなこと、とっくの昔に知ってるよ。
だって、おかーさんだって、小さかった頃、このページ、穴があくほど見つめたんだから。
ラストも、すっきりとして、読後感がよいです。