懐かしい雰囲気のお話です。
あらいぐまの家に泥棒が入り、じゃがいもや豆が無くなります。
落ちた豆をたどっていくと…
なんと泥棒はたくさんのネズミたちでした。
そこには、なくしたと思っていたおもちゃもあります。
はじめは怒っていたあらいぐまも、ねずみたちの様子を見ていたら、怒れなくなってしまったようで…
細かく描きこまれたイラストが、なんともかわいらしいです。
お話のクライマックスに、ねずみのうちの断面図が出てきます。
ねずみたちが各々に音楽を聴いたり、絵を描いたり、お料理を作ったりしています。
その中に、絵本を読んでいるねずみたちも。
その絵本が『ぐりとぐら』だったのもまたうれしい発見でした。