この作品の続編を紹介して下さる方があり読んでみました。
高楼方子さんや梨木香歩さんが好きな方が気に入りそうということだったので、私はどちらも好きなので読んでみたいと思いました。
確かに似たテイストを感じます。
作者あとがきを読むと横浜出身の方なんですね。日本のお話なのですが、どこかおしゃれな感じがあります。
中学に入ったわたしは亜矢と友だちになります。
家庭生活は幸せだし、亜矢との仲も順調なのですが、お菓子作りの好きな母にフランスに留学の話が持ち上がります。
自分のあり方を見つめ始める時期というのか、気持ちの上でもしっかりとしたものが芽生え始める時期というのか、うまく表現できないのですが、少女の自立の一歩というような印象を持ちました。
主人公が中学一年ですから、そのぐらいのお子さんが読んだら共感できそうな内容だと思います。他の作品とこの作品の続きを読んでみたくなりました。