表紙を開けると、5ひきのネズミたちの紹介があり、それをじっくり眺めてから本編を読み始めたので、それぞれの個性が掴めて物語に入りやすかったです。
人間にとってはがらくたの山。でも5匹のねずみにとっては宝物の山なんですね!
古い柱時計や椅子や植木鉢など、色々なものを工夫して使って、自分たちの家に作り上げていく様子が楽しいです。
ゴミと思っていたもので、あんなに素敵で楽しそうなお家ができるなんて。
娘も、「ここは寝るところで、ここは遊ぶところで・・・」という感じに、色々と想像を膨らませていました。
見方を変えて手を加えると、もう使えないと思ったものでもいろんな使い方が出来るんだということに気づかせてくれます。
お子さんと一緒にあれこれお話ししながら、じっくりと眺めてもらいたい絵本です。