「後藤竜二の3年1組ものがたり(4) 十一月は変身！」 はなびやさんの声

席替えで、くじをなくしてしまった亜紀身美がメインのお話です。

言いたいことが言えない、知らず知らずのうちに人に合わせてしまうところ、最近読んだ「学校行かなそんそん」や「ハッピーノート」に感じが似ていると思いました。

後藤竜二さん、どちらかというと男の子視点のお話が多いように思っていましたが、女の子の気持ちを描いた作品もあったんですね。

ジュン先生の熱血ぶり、友だちのことを静かに見守ることなど、気持ちにずーんとくるものがありました。

三年生のお話ですが、高学年で読んでもおもしろいかもしれないと思いました。