とどろヶ淵に住んでいるカッパのメッケが主人公。
カッパは目が良くないのだそうです。でも、メッケは違います。とてもよく目が見えて、なんでも探してみつけられるので、「メッケ」です。
年に一度のお祭り、相撲大会の日に、滝の水がなくなるという大事件が起こります。
メッケは謎が知りたくて、初めて、とどろヶ淵から外へ出ていくのです。
カッパなのに、水がなくても大丈夫なんだろうか??頭のお皿は?とドキドキしながら読んでいきました。
そして出会った3匹のカッパとともに水がなくなった、謎をときにかかります。
過去の歴史にもさかのぼり、悲しい出来事も知っていきます。
最後は祈るような気持ちで読んでいました。
ドキドキして読み終わった後、見開きのカッパ文字解読一覧にほっとして、笑えました。