宮西さんらしい1冊。かぶとむし侍の3冊目ですが1・2冊目の三十郎の息子、四十郎の話。
三十郎が賞賛されるけど、正義のために命を落とした父がくやしくてひねくれた四十郎。大きな虫、キッドと組んで悪いことばかりします。でも、本当はこっそりと弱いものに蜜をわけたりして優しいんです。そこをしっているこなつちゃんが今度はキッドにねらわれ、とうとう四十郎も立ち上がります。三十郎の笠、自分を守るためにしんだじいさんのマンとを身につけ、キッドを倒します!
そして次の困った人のいる村へ移動、、、。
宮西さんらしい絵本です。意地を張ってしまった子でも、きっと変われる!そんなメッセージが伝わってきます。男の子向きかな、と思いながら読み聞かせていましたが、最初から、娘のお気に入りの本の1冊です。