氷と岩でできた大氷山、ブラッカブロッコ島に暮らすどうぶつたちの物語です。
島の氷がほとんど溶けてしまい、海の上に浮かんでいる島がしずんでしまうかもしれない。そこでどうぶつたちは会議を開いて、沈没に備えてひなんくんれんをはじめました。
ことわざが好きな島の長老、セイウチが「ひなんくんれんあいことば」を考え、体育会系のシロクマが指揮をとってはじまったひなんくんれん。
ところが、すべての氷が溶けても島は沈みません。
岩でできている島がどうして沈まないのか?
ラッコの子何気ない発言が、なぞを解く糸口となります。
登場するどうぶつたちの会話がおもしろくて、ことわざが入っている「ひなんくんれんあいことば」は子供が暗記しました。ブラッカブロッコ島シリーズはすべておすすめです。