まだ春を知らない小熊のアルフィーとかあさんぐまのお話。
アルフィーは、冬眠の途中、時々目を覚ましてしまうのですが、その都度、春がきたんだと勘違いして、かあさんぐまを起こしてしまいます。
そして、アルフィーは「はるは いつくるの?」とかあさんぐまに尋ねます。かあさんぐまは、そのたびに、優しく春の訪れのことを話ししてくれるのです。
春を心待ちにしている時期に読みたくなる絵本です。
愛情たっぷりの母さんぐまの様子が、見る者を優しい気持ちにさせてくれます。
子どもが小さければ、抱っこして読んであげたくなるような、
とてもかわいい絵本です。