以前読んだ「ぼくの図書館カード」では
黒人は図書館には行けず
黒人に教育は不要とされていた時代のお話でした。
しかしこの絵本に登場する男の子は図書館から本を2冊借りてきます。
1冊は自分で読める本。
もう一冊は難しい本。
これは誰か大人に読んでもらわなくてはいけません。
ジョーゼフのママは忙しいからと読んでくれませんでしたが
ある日、泣きながら告白したのです。
ママは字が読めないのです。
まさにママは黒人が差別され学校教育を受けれず
図書館にいけない時代を生きてきた女性だったのです。
でもこれをきっかけにママは文字を学び
そしてジョーゼフに本を読んであげれるようになりました。
私はこの二冊の絵本で時代の移り変わりを読むことができました。
娘にはまだ難しいと思うので時期が来たら紹介したいと思います。