発表会に使われることも多いお話です。
幼児にも理解しやすい伝統的な昔話だと思います。
世界の民族絵本の中では、中国のお話とされているものもありましたが、こちらは「日本の名作」シリーズの一冊で、子どもにとっても聞きやすかったようです。
娘に強いお婿さんを探すお父さんのねずみ。太陽よりも強いのは、雲、雲より強いのは風、風より強いのは壁、壁に穴をあけるねずみが結局は一番強いというお話です。
巡り巡って、落ち着くべきところに落ち着く、という教訓のような、安心できるお話です。
絵が可愛らしいので、小さい子でも読みやすいと思います。