ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

星新一ちょっと長めのショートショート(7) そして、だれも…」 夏の雨さんの声

星新一ちょっと長めのショートショート(7) そして、だれも… 作:星 新一
絵:和田 誠
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2006年07月
ISBN:9784652023570
評価スコア 4
評価ランキング 33,045
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く
  • 『星新一ちょっと長めのショートショート7』(理論社)。
     表題作である「そして、だれも…」をはじめとして、9篇の「ちょっと長めのショートショート」が収められた、児童書。
     装幀・挿絵(それぞれの作品に挿絵がついています)は、和田誠さん。
     『ショートショートセレクション』シリーズの場合、ひとつのお話に一枚の和田誠さんの挿絵でしたが、このシリーズでは2枚あったりして、こちらも「ちょっと多め」。

     面白かったのは、表題作の「そして、だれも…」。
     このタイトルで頭に浮かぶのは、やはりアガサ・クリスティーのミステリー「そして誰もいなくなった」だろう。星さんのこの作品の場合、「…」で意味深な感じを醸し出しているが、ここでもやっぱり「いなくなる」のだ。
     ただし、舞台は宇宙空間を旅する宇宙船の中。乗っているのは、5名の隊員。そんな閉ざされた空間でありながら、突然隊長の姿が見えなくなる。残りの隊員が船内をくまなく探しても隊長は見つからない。そのうちに、また一人の隊員の姿も消え、さらにまた一人…。
     結末も含め、まるでうまく出来上がったアメリカのSF映画のような作品。これは一読の価値あり。

     その他、たった一人で小さな国家を作った男の「マイ国家」やいくつもの童話を巧みにつなげ合わせて抱腹絶倒の作品になった「なりそこない王子」もオススメである。

    投稿日:2025/01/10

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「星新一ちょっと長めのショートショート(7) そして、だれも…」のみんなの声を見る

「星新一ちょっと長めのショートショート(7) そして、だれも…」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / いないいないばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット