<アフリカのどうぶつたち 第2集 ゾウのかぞく>のシリーズです。
この本には、普段、群れの中で暮らさないメスとオスのゾウの出会い、子作り、別れが描かれています。
また、オスが群れを離れた後での、悲しい再会があります。人間が、オスゾウの立派な象牙を手に入れるために殺してしまったのです。読んでいて、同じ人間として、とても苦しい気持ちになってしまいます。同じ人間が、こんな酷いことをしているなんて・・・。
そして、このゾウの群れは、乾ききった大地を水を求めてさ迷い歩いてゆきます。お話は、さらに過酷な状況化、最も悲劇的な「じひびき」に続きます。