鈴木永子さんの優しい絵に惹かれて、手に取りました。
「ちょっとだけ」は我が家にもあります。
ななちゃんが、お熱で遊べないので、
いろんなお友達が「これあげる」と言って来てくれます。
アゲハ蝶がおうちに迷い込んでくるのですが、
それはじゅんくんが育てていて、ななちゃんに見せようと思っていたアゲハでした。
このお話、逆パターンで、じゅんくんが主人公ならどうだったかな?と想像してしまいました。
ななちゃんのおうちのそばで、
訪問するチャンスをこっそりうかがうじゅんくん、
そうこうしている間に、他の女の子のお友達がななちゃんのところに行ってしまうので、
機会を探していると、
カゴにいれていたはずのアゲハがいつのまにかいなくなっています・・・
さあ、大変。
アゲハを探してキョロキョロしていると、ななちゃんのおうちの前にいます!
・・・
という展開の方が、男の子の甘酸っぱいような恥ずかしいような気持ちとか
共感できるんじゃないかなー?とか
勝手に思いました。