初めてこの絵本を手にした時、表紙が黒だし、なんとなく暗い雰囲気の絵本だと思ってしまいました。ちょっと変わった列車と、その列車の通過音・・・。息子の反応はどうかな?!と、思ったら、大喜び!!中でも、『ないないば列車』がお気に入り。覚えたての、いないいないばぁ〜を一生懸命しながら、絵本の中の、ないないば列車を見送っています。最後は、動物たちが、絵本から飛び出してくるような迫力で、バイバ〜イ!と手を振りながら通り過ぎていきます。絵本をぱたんと閉じた後も、不思議な余韻が残り、列車の遠ざかっていく音が本当に聞こえてくるような気がしますよ!!
【事務局注:このレビューは、「かん かん かん」 こどものとも0.1.2. 2007年2月号
に寄せられたものです。】