表紙絵を見て、林明子先生の描く女の子のようだな〜と思い手に取りました。
タイトルからしておはなしは想像がつきますが、読んでいるうちに引き込まれ、思わずレジへ。
真夜中に起きたひろこちゃん。
トイレに行きたいのですが、あかちゃんが泣いてしまいお母さんは手が離せません。
仕方なく一人で行くことに。
ここで、おねえちゃんって偉いな〜、って思いました。
駄々を捏ねず、電気の切れてる廊下を覗き込む様子からも、心細く怖いでしょうに、ひろこちゃんの凄い決心だと思いました。
怖いと思うとそんな風に見えてしまうんですよね。
笑う余裕もなく、頑張れ〜、という思いで読み進めました。
ひろこちゃんを力づけるお友だちがたくさん現れて、良かった〜。
最後にお母さんが赤ちゃんをだっこして、トイレまで来てくれたのが、私も嬉しかった〜。
この日を境に、ひろこちゃんはまた少しおねえちゃんになったんでしょうね。
ひろこちゃんのどの表情も、可愛らしい。
まるやま先生の他の作品も読んでみたいです。