野麦峠の映画を見て 泪があふれて止まらないのを思い出して、この絵本を見つけた時は、すぐに家で読みました。(明治四十年頃の話です)
飛騨と信濃のくにざかいに、野麦峠というふるい峠がございます。
から始まるお話です。
飛騨は山国で お米も ひえもあわも 少ししかとれません・・・
貧しい生活のため 娘は 人べらに信州に糸引きにでるのが習わし、
雪ぶかい国で 親からはなれて行くつらさが伝わります。
その中で、働いていた 若い娘さんたち 厳しい労働は 彼女たちの体をむしばみ 病気になって死んでいった ミネという女の子お兄さんの背負子で死んでいたのです・・・・
厳しい労働は 若い娘には 辛すぎたのですね!
お正月に 家に帰れる うれしさは この上ない喜びだったでしょうね
寒い雪の中を 歩いて帰るのです アキという女の子が 雪の山の崖から落ちましたが みんなの帯をつなぎ合わせて助けるのです、みんなで家に帰りたいという願いが 分かります! 家族に会えたときの喜びはそれはそれは 大きな喜びだったでしょう!
家族のありがたさ 厳しい貧しい暮らしを助けるために がんばった娘さん 今では 考えられない 苦しい生活だったのでしょうね・・・・
今の世の中でも 仕事が無ければ 生活できないです。 貧しさですね! 大人になり 元気に 働いて 生活できる世の中を望みます。
明治時代のお話です、 子供たちにも分かると思います。
機会が有れば 読んであげたい絵本です (高学年の子供ならば少しは分かるのでは)