息子の国語の教科書で紹介されていた本です。
昔話をベースにしたファンタジーという感じで、とても引き込まれました。
一日目の読み聞かせでは、なかなか終わらせてくれず、100頁ほど読まされました。近くで聞いていた夫も興味を示し、続きは自分で読んだようです。
ボールを取りに行った尚は、猫夫人の家に誘いこまれます。
尚が勇気のある少年ではなく、弱気なところがある少年というところが、逆に共感できました。
最後に近くなる頃、夫がネタバレになりそうなことを言い出したので、少しひやひやしながら読み聞かせました。
富安さんの児童書は、中学年以降に読めるものが多いですが、どれも秀逸だなあと思っています。
これからも読んでいくのが楽しみです。