我が家にあるこの本は、
私の母が、病で亡くなる少し前、
絵本も含め本が大好きだった母に、私からプレゼントした一冊。
本の扉をあけると
「○○ちゃん(私の名前)へ 本をありがとう お母さんより」
と、筆で母からのメッセージが書かれています。
この秋、小学2年の長男が
学校で「おてがみ」を勉強したので
久しぶりに書棚から取り出して、子どもたちに読んで聞かせました。
がまくんとかえるくんの、ほのぼのとした
4歳、6歳、8歳の我が子たちがそれぞれ楽しめるお話。
そして、私の心の中には、
母との懐かしい思い出。
母が亡くなって、10年以上経ちましたが
自分の子どもとこの本を読む、こんな穏やかな日が来るなんて
あの頃は想像つかなかったな。
小さい子から、大人まで、楽しめる、
ほっとできるお話だと思います。