中国の昔話には 仙人がよく出てくるのですが・・・
このお話の なしうりは なしを売って生計を立てているのですが、たまたま、みすぼらしいおじいさんが 「すまんが、なしを めぐんでくださらんか のどが からからなってしまってな。」
しかし なし売りは いじわるくなしをあげるどころか 悪口を言うのです
この罰が 仙人だったおじいさんに 懲らしめられるのです!
町の人の優しさと なし売りのけちんぼうな根性が 対比されていて
やはり 一つぐらい分けてあげたらな〜(お話の世界では 良い心と 悪い心が 有るので わかりやすいのですが・・・・)
もしこのなし売りが おじいさんに なしをあげていたら どんなお話の展開になるかしらと 考えてしまいました
なし売りに意地悪されても 仙人は、なしを 気持ちよくあげます、このときのなし売りは 嬉しそうな顔です。(本当に悪人だったら なしをもらってこんないい顔しないでしょうから・・・・)
人は 意地悪されたら 恨みも出てくるものですが、ここは仙人ですから
戒めているのですね!
なし売りは 心を入れ替えて 又なしを売って生計たてて欲しいな〜
こんな風に感じてお話を読みました
絵も優しい絵ですから 子供にも十分分かる昔話の絵本です(水野 二郎氏)
どう感じるか 子供の声が聞いてみたいです。