たまごからかえったばかりの赤ちゃん恐竜をティラノサウルスが「おまえうまそうだな」とたべようとしたら、「おとうさん」と赤ちゃん恐竜がしがみついてきました。「だってぼくのことウマソウって名前で呼んだでしょ」って!子供と二人で思わず噴出してしまいました。
ティラノサウルスが、自分になついている赤ちゃん恐竜を、だまして本当の親の元に返すシーンは、私がなきそうになってしまいました。息子は「なんで?」と、そのあたりは理解していない様子ではありましたが。きっと、子供の年齢が上がっていくにつれ、感じる印象が違ってくる絵本だと思うので、いつころ、ティラノサウルスのやさしさを理解してくれるかな、と楽しみにしています。