題名通り、ある島の港にふねがきたシーンを描いた作品です。
近づく船に走り出すママと兄と妹。
良く見ると、船にはパパがお土産のクマのぬいぐるみを抱いています。
久しぶりの単身赴任からの帰省といったところでしょうか。
お土産のない兄が泣いてしまったりと、実に細かく描写されています。
目に付いたのは、その家族ですが、他にも、いろいろな物語が展開している作品です。
眺めていると楽しいのですが、如何せん、本のサイズが小さいです。
ウォーリーを探せではないですが、この手の作品だったら、ある程度の大きさは必要です。
このサイズでは細かすぎて、折角のそれぞれのストーリーを見過ごしてしまいそうです。
文章を読み聞かせるのではなく、絵を見て楽しむ絵本としてオススメします。