最初は、「長靴を履いた猫」を元に新しく書いたものがたり、とは知らずに手に取ったのですが、読み始めて「ん?設定は違うけど・・・オマージュ的な感じかな?」と思っていました。
あとで紹介文を読み、なるほど〜と思いました。
魔物がどんどん靴に魅せられていき、小さな小さな靴を履きたくてネズミになる、なんて新しい展開で面白かったです。
チャッピイも、ベルナルさんもそうですが、いまいさんの描く、動物達の表情が好きです。
ふわふわと可愛らしいのに、悲しさや嬉しさ、意地の悪さなどがにじみ出て生きている!という感じが魅力的です。
これからも、動物が主人公の絵本をたくさん描いてほしいなぁ。