愛犬ジャンピーの突然の死を受け入れなれないハリー。
夢の中のジャンピーを見つめながらジャンピーの死を受けれていくハリー。
目前で死んだのだったら、ハリーにとってはもっと衝撃だったのかも知れない。
それにしても誰にでもおとずれる死を、誰もが受け止めなければならないのです。
さよならをいえるまでにたどったハリーの道はとても美しく感じました。
子どもたちにも、絵本を通して「死」というものを伝える大切さを感じます。
それは、生への愛着と切り離せないのです。
人々への思いやりを培うものでもあります。
この本はさりげなくそんなことを教えてくれました。