内田麟太郎さんと西村繁男さんのタッグといえば、『がたごとがたごと』がかなり面白かったので、これも期待を胸に読みました。
山火事が起こり、たくさんの消防車、消防隊員が出動するというお話なんですが、普通の消防車テーマの絵本と違い、一味そえているのがカッパの存在。
ポンプ車が池から水をくみ上げるときは、「それ、どっこい」と鯉や亀を田んぼに移してやり、消防車が通るときに動物たちの交通整理をしたりと大活躍!カッパの『怖い妖怪』ってイメージが一新します!
火事の恐ろしさもすごく伝わるし、読み聞かせにおすすめです!