松谷みよ子さんのお話で 西山三郎さんの絵が絶妙で 鯉にょうぼうの美しさに見とれてしまいました
恋物語ですから 子供より恋する人にお勧めですね!
和平はあまりにも美味しいみそ汁を作る女房を「見ないで」と言われていたのに とうとう見てしまうのです
分かります・・・・
それは 人の好奇心ですから・・・・
本当に鯉になって鍋に入る美しさ! 日本画を見ているようです。
人間たちは 川にいる魚を根こそぎ捕って金儲けをしようと ドクを川に流すのです・・・・
そのために 鯉女房は 和平の腕の中で死んでしまうのです。
和平の流した涙 「どくながしたやつは だれじゃい、だれじゃい」
だれというても おらとおなじ にんげんじゃい。
この言葉が 耳に残りました
恋物語の悲しい結末でした
戯曲になると 涙を流すようなお話でした。