おじいちゃんにもらった わらで編んだふでばこ
中に不思議なものがいた 赤い目の小さなりゅうです
キルルとないたのです
ぼくは りゅうの事を図鑑で調べて りゅうは球を持っていることを知ります
おじいちゃんに話したら 忘れていて 「とかげじゃろ」というのです・・・
ぼくは キルルのことが心配 何も食べません
ある日 おじいちゃんは 子どもの頃のことを思い出したのです
南の国の旅で ひどい嵐に遭い 一人 あなの中にいた子どものおじいちゃんが 赤い目玉の 小さなりゅうと出会い りゅうの珠に 家に帰りたいと願ったら 家まで帰れた話を・・・・・
その時「50年たったら 思い出すという約束をしたのです」
おじいちゃんは約束を思い出し 自分が忘れていたことを 「ゆるせよりゅう」と涙をながして謝るのです
キルルは涙の珠をかかえて・・・・
おじいちゃんとぼくは、キルルが自分のお家に帰れるように願ったのです
星空のなか キルルとないて 帰って行きました
おじいちゃん 50年前の約束思い出せて良かったね!
ぼくはキルルのこと50年たっても忘れませんように・・・・(キルルが好きだったのですね)
ラストの良いお話しに 涙が出ます さようなら
松成さんの優しい絵が良いですね〜