かぼちゃおばけが出てきますが、ハロウィーンとは関係ありません。
でも、マルチン少年の成長物語、といった、素敵なお話でした。
マルチンはいじめられっ子ですが、ある日夢の中で妖精から、
気に入らない相手をかぼちゃおばけに変えてしまえる魔法のかぼちゃの種を
もらうのです。
早速、そんな場面に遭遇するマルチンですが、なぜだか違う展開に・・・。
魔法の種を持っていることで、自信のようなものを体感するのですね。
でも、もちろん、マルチンの持ち前の性格から引き出されたもの。
マルチンの素直な気持ちが伝わってきて嬉しかったです。
周りの大人の対応も見習いたいほど素晴らしいです。
相手がかぼちゃおばけになるシーンが空想で描かれますが、
みんなそれぞれの面影を残したかぼちゃおばけ。
その表情が何ともいえません。
もう立派にひとり立ちしたマルチンがりりしかったです。
子ども達にも共感してもらいたいです。