最近冒険モノのお話を好んで読むようになった息子。
1年ほど前にこの絵本を読んだときにはあんまり面白いとは言ってなかったのですが、久しぶりに読んでみたところ、とにかく面白いらしく、チムシリーズの絵本を次々に読破しています。
こどもには絵本と出会う時期というか、ちょうど胸に響く時期というものがあるのですね。
このシリーズは、主人公の男の子チムが船に乗っていろんな冒険をするお話です。
「とうだいをまもる」は、チムの自宅の近くにある灯台をめぐって、大変な事件が起きるのですが、チムと友人たちの大活躍で無事解決するのです。
冒険モノなのですが挿絵はとてもやさしくきれいです。ペンで描かれたうえに水彩画のように彩色されているページと、ペンだけの無彩色のページとあるのですが、どちらも外国風のとてもいい雰囲気です。
絵本としてはちょっと長めのお話ですが、冒険好きのお子さんなら引き込まれる魅力があると思います。