このえほんは、私の好きな絵本の一冊。
私は物を捨てられないタイプ。
「とりあえず・・・」と言いながらしまい込んで、
後でどこに片付けたのか忘れてしまって、
「ない、ない。」と探すこと度々。
なので、このチイばあちゃんに好感を持つのでしょうね。
とらねこのとらたのアドバイスで、
机の引出しの『おくのおく』を探すチイばあちゃん。
するするする。するするする。
引出しがどんどん伸びていく。
あら〜、不思議不思議。
「壁に穴をあければ、いいよ。」ととらたの意見に、
「なるほどね。」と答えるチイばあちゃん。
なるほどって・・・普通、壁に穴あけるっていったら、
躊躇するでしょうに・・・
でも、チイばあちゃん。壁に穴あけちゃった。
なんだかこれからの展開がわからなくなって、
ワクワクドキドキ。
とってもチイばあちゃんのやることがほのぼのとして好きだし、
壁の穴を、こんなことに再利用(?)するなんて、
なんて素敵なアイデアでしょう(^0^)
引出しの奥の奥には、どんな秘密があるのでしょう。
自分の机の引出しも調べたくなるような、
そんなファンタジーなおはなしです。