藪内さんのリアルな動物絵本は、もう全部読んであげたいほどファンですが、これも「あくび」がずらずら登場する楽しい絵本です。動物のあくびする顔なんて知らないものばかり。それだけでも有意義。うちの1歳児には、まず私があくびしてあげてから呼んであげると何のことを言っているのかとてもよくわかるみたいで、笑顔いっぱいでいつも見てくれます。おおありくいのあくび、という変わったものがあるのが、いわば目玉でしょうか。おおありくいだけでもあんまり見たことないのに、長い舌をたらしながら口を開けているところは、異様な姿で、一瞬なにがどうなっているのか分からないくらいです。一度ごらんあれ!