ある晩、はろるどは魔法の庭へ冒険へ出かけました。
お供は、月と紫のクレヨン。
困ったことが起きても、はろるどはクレヨンを使って、自分の力で乗り越えていきます…。
描いたことが本物になってしまう庭、本当に夢のようですよね。
描くものによって、自分が縮んだり大きくなったり。
ネズミも王様も、自分で登場させられるよ。
階段やお城も、思うがまま!
もし自分が、この何もない魔法の庭にいたら、どうやって過ごしていくんだろう。
紫のクレヨンがあったとしても、はろるどのように、自分で考えて乗り越えていけるのかな。
子どもの想像力、そして逞しさの素晴らしさを教えてくれる本だと思います。