主人公ダグラスは、字を読むことが大の苦手。
そんなダグラスにリトル先生は、興味のあることをテーマにした本を選び、優しく根気よく字を読むことを教えてくれる。
ぼくは、次第に字が読めることの楽しさに目覚めていく。
先生のぼくへのまなざし、必要な時だけ手助けをする姿勢は、子育てにも共通することだと思う。
そして、親意外に子供のことを見守ってくれる大人の存在は、大切だなと思った。
また、字を読めること(本を読めること)で、自分の世界が広がっていることにも、気付いてほしい。
あとがきによると、この話は、著者自身の体験に基づくものだそうだ。