アメリカには、発達障がいの子が小さい時に苦労して、だけれどもとても良い先生に出会えたことで、自分自身が抱える困難を乗り越え、今現在はとても才能ある人と活躍している本人が、恩師へ感謝の意味を込めて書いた絵本が結構ありますよね。この『よめたよ、リトル先生』もその中の1冊で、題名を見た時に、きっとそうなんだろうなと思いました。
いつも思うんです。こういう真剣に向き合ってくれる先生がいてくれる素晴らしさを。障がいのあるなしを別にして、こういう先生に出会えたことで、どれだけ明るい未来に進めることだろうと。
全て一個人の先生と言う人間のお蔭でこんなに可能性の違いが出てくるとは、本当に先生と言う職業はありがたい限りですよね。
字にするのもおこがましいのですが、この本が、主人公の男の子と同じような困難を抱えている子やそのご家族の希望や慰めになったらいいなと思いました。