世界的に有名なバイオリニスト パオロ・レウ”ィ秘密のお話です
なぜ? モーツアルトはおことわりと言うタイトルなのか このお話を読んで解りました
9歳のパオロは お父さんが床屋さんでした。 いつもその様子を見ていました。
彼が大きくなり なぜ、有名なバイオリニストになったのか? そしてなぜ?モーツアルトの曲を演奏しなかったのかが解りました
ある、新米の記者に語った話です
第二次世界大戦で ナチスドイツが600万人ものユダヤ人を殺害した事実があまりにも悲惨で その中で生き延びた 三人のオーケストラのバイオリニストがいたこと その中に自分の父と母親がいたのです。
ある時 路上でバイオリンを弾くおじいさんとの出会いが パオロの人生を大きく変えたのです
おじいさんと お父さんお母さんは 思いもかけず 出会うのです
パオロが橋渡しになったのです
三人の悲しい話は ナチスドイツの強制収容所で モーツアルトの音楽を弾かされたのです
なぜ? このような音楽家たちの演奏を収容所で弾かせたのか
その事実に 驚きました
音楽は 平和の中で演奏されるものと思いましたが、戦争の悲しい中でも 奏でられていたのは 強制収容所で命を落としていく人の心を演奏で和らげられたのでしたが・・・・見せかけの安心のための演奏だったとは・・・
それを演奏していた おとうさんやお母さん パンジャマンたちの哀しみははかりしれません
そして お父さんがバイオリンを二度と演奏しなくなったこと
むすこのパオロに 絶対にモーツアルトは弾かないでほしいといった意味がわかります
悲しい戦争があったこと そして、二度とこのような悲しい事が起きないように願いながら しみじみとお話を読ませていただきました