2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。蒸気機関車の大好きな息子は、表紙にある機関車の絵に飛びついてしまいました。
アフリカの草原を水を求めて旅する動物たちと機関車の交流のお話です。最初は長いヘビだと思っているのですが、ヤンボくんというお友達がその機関車に乗っていることから、機関車ともお友達に。機関車と力比べをしたり、かけっこをしたりと機関車のことを色々と知ることができました。おまけにたくさんの荷物を乗せた貨車も引っ張ることができます。貨車に仲間の動物が乗っていて最初はびっくりしていましたが、それが日本の動物園に行くお手伝いだと知って安心。決して機関車は動物たちの敵ではないということを知ったのです。
とてものどかなテンポで淡々と話がすすんでいきますが、イマイチ盛り上がりに欠けますし、動物が貨車に乗せられているところもなんだか中途半端は展開でした。もう少し機関車と動物たちの交流を中心にしっかりとしたストーリー展開ならよかったのですが・・・。名前もウフルーとどうしてもウルフーといってしまうところから、ややこしかったです。機関車が好きなお子さんならとりあえずは喜ぶと思いますよ。