子供にも大人にもどちらにも受け入れられる本だと思います。こういうマグナス・マクシマスさんみたいな人って、学者肌な人にいますよね。あまりにも自分の興味があることに夢中になりすぎていて、自分が孤独であることすらも気づかないでいるという、ある意味、それまた幸せなことなのかもしれませんが、普通の人から見ると逸脱していると呼ぶ範疇の人なんですよね。
文章に書いてあることを、一字一句、忠実に絵にしたかのような細かい絵がとても素晴らしいので、学校とかの読み聞かせよりも、手元で見られるような読み聞かせに適した本だと思います。絵にも、色々な発見がある絵本でした。
なかなか素敵な話でした。お勧めです。