ものをはかるのが大好きなおじいさん、
マグナス・マクシマスのお話です。
はかる道具もたくさん持っています。
なんでもはかるんですが、ちょっと異常です。
そしてなんでも数えます。
なんでもはかり、なんでも数える。
一日中そんなことばかりしています。
なので周りの人のことなんて
全く見えていません。
そんなおじいさんですが
あるときめがねを床に落とし踏んでしまい
修理に行きました。
明日までめがねなしで過ごすことになったのですが、
めがねがないと何もはかれないし
何も数えられません。
一体どうやって過ごすんでしょうか。
いつもと違う時間が流れたことは
マグナスにとって初めての経験で、
でもそれがきっかけで変わったんです。
最後のページはとても穏やかでした。