「現代のマザーグース」と異名をとった ドクター・スース氏 (1991年没) の86歳、晩年の作品です。彼の作品といえば、ユーモア一杯の奇想天外なストーリーを思い浮かべますが、(ジム・キャリー主演の映画 「グリンチ」 の原作者) この本は、ユニークな語り調子で書かれてはいるものの、何か哲学的なものを感じました。人生の分岐点で立ち止まった時、優しく背中を押してくれるような、そんな一冊です。
絵もちょっぴり現実離れしていて、より興味を引かれます。
小学生の高学年くらいになると、じっくり読めるかな・・・? もちろん、大人の方にもお薦めです。