だれでも じぶんが 生まれた日 誕生日は しっています。
でも、 自分が 死ぬ日を 知っている人は だれもいません。
シニガミのみ しっている・・・
こんな書き出しも なかなか 哲学的な気がしました
あと何日かで 死んでしまうこぶた はらぺこのオオカミは 死にそうなコブタを食べようとしますが・・・ 苦しそうなコブタを家に連れて帰り看病するのです。
オオカミの優しさをシニガミは見ていました
コブタが諦めかかるのを自分の命の危険を冒してでも 赤い花を探しに行くオオカミ(すごいなーオオカミの優しさ!)
オオカミの姿に 神様が宿っているように感じました。 なかなか出来ないことです 自分の命の危険を冒してでも助けようとは、
神様は シニガミの知る コブタとオオカミの命の終わりを のばしてくれたのかな?
ラストの花に囲まれて オオカミとコブタがブヒヒ ブヒヒ ブヒヒのヒ〜なんて ニコニコしながら 唄っているんですもの(ニンマリ・・
ちょっと 期待していた結末ですから)
「な、なぜ ふたりは いきているのですか?」
だって こんなステキな ふたり、 わたしは 死なせたく ないですから。ホホホホ・・・・・」
こんなシニガミのせりふ シニガミにも 優しい心が分かるのですね
宮西さんの優しさが感じられて・・・ 生と死の変えられない運命をハッピーエンドに変えた気持ちが 嬉しいです(現実は こんなにうまくいかないのも分かっているだけに 心が癒される 絵本でした )
大人向けの絵本かも?