原爆による白血病で亡くなった禎子さんの折り鶴のエピソードとともに、
9.11同時多発テロへと続いた実話が描かれています。
禎子さんの2つ年上のお兄さんの思いが伝わってきます。
あとがきにもありますが、12歳での入院生活の中での、
禎子さんの折り鶴への思い。
アメリカから無償提供された白血病の薬を包んでいた紙でおられた赤い折り鶴が、
縁あって、9.11の同時多発テロの資料館に寄贈されたことの意味が重いです。
静かな平和への祈りを感じてほしいですね。
小学校高学年くらいから、12歳からのメッセージを受け取ってほしいです。