「ジョージ」の作品はいっぱいありますが、M.&H.A.レイ夫妻が書いたものばかりではないんです。って、皆さんご存知でしょうか?実は、私は初めて知りました。夫妻が描かれた作品は「ひとまねこざる」シリーズ。そのキャラクターをもとに描かれたのが「おさるのジョージ」シリーズ。そんな風に、原作者亡き後も生き続けているジョージのすごさを感じました。両シリーズを読み比べても面白いかもしれませんね。
前置きが長くなりました。この作品は、チョコレート工場に行ったジョージが、またいつもどおり「知りたがり」の癖が出てしまい、おかげでチョコレート工場は大変な騒ぎに。でもジョージはちゃあんと自分で解決しちゃうんですよね。だから最後には怒られるどころか、喜ばれてしまったりして・・・
ジョージの愛らしさがたっぷり詰まった作品です。この作品に出てくる人はみんな大らかな、心優しい人ばかりですね。ジョージも”いたずら”をしているわけではないので、とってもほのぼのしちゃいます。