「回文」…?
ストーリーといえるものがあるとすれば、
1匹の獣を追ってきた2つの部族(または種族)が、その獣をめぐって大きな争いをして、死者をいっぱい出したのに、
そこへやってきた別の鳥獣に、その獲物をとられてしまったというもの。と、解釈していますが、
この絵本は、登場する2つの種族の言葉が、すべてお互い逆さ言葉なんです。
例えば、獣を同時に仕留めたとき、片方の戦士は「サルビ」と叫び、もう片方の戦士は「ビルサ」と叫んでいます。
文はとても少ないのですが、その1ページ1ページがとても楽しいので、ゆっくり読んでほしいです。
他の方の感想を読んで思いましたが、
なるほど、読み語りをするときは参加型にしてみると面白いかもしれませんね!今度、ぜひやってみたいです。